WORKS

アトリエノース事務所兼自宅

神奈川県鎌倉市

フル・リノベーション

1964年に新築、1972年に増築、1989年に水回りのリフォーム、2003年に屋根と外壁補修、2011年に二世帯へのリフォームを経て、
2016年11月より5ヶ月を掛けて築52年の家をフルリノベーションしました。
夏は暑く冬は寒い、断熱材が無い古い戸建住宅に「耐震&断熱工事」を施すことで、
建て替えること無く、最新の省エネ住宅に蘇らせることができました。
間取りは変えていないので、昔の家の面影も残っています。

BEFORE:リビングからキッチン
クローズドのキッチンから、壁をとってオープンキッチンにして、対面型のペニンシュラスタイルにしました。

AFTER:リビングからキッチン
向かって右側の収納は、耐力壁を残すためにつくったものですが、リビング側から使えるので重宝しています。上部の梁型は耐震補強のため二重梁にして出来たものです。
左側の壁面は「エコカラット」の<キルト>とコーニス照明でアクセントを施しました。(工事中の撮影のため、インターフォンが取付途中です)

BEFORE:キッチン
キッチンの壁面はもともと斜めになっており、平面は三角形をしていました。
母のために1989年にこのキッチンを設計した時、コンロ部分をシンクカウンターより10㎝程低くし、使い勝手を考えた差尺にしました。非常に使い勝手がよかった!換気扇はその当時流行っていた壁から下引き型の「排気エース」です。

AFTER:キッチン
三角形を活かした事で、キッチンワークトライアングル(シンク−コンロ−冷蔵庫)が機能し、効率の良い作業動線になりました。今回は既製品を使用しましたが、コンロ部分を独立させることで、幅木をカットして、コンロの高さを75センチにして、以前と同様の使い勝手を確保しました。

BEFORE:リビング
東面と南面の窓が大きく、床の断熱も無く、冬の寒さは格別でした。

AFTER:リビング
照明はシーリングライトをやめて、ダウンライトと3連のペンダントライトの組み合わせにしました。ダイニングテーブルとセブンチェアは、以前別の部屋で使用していたものです。
左手の窓は耐震のため小型化し、東側に面しているため縦滑り型にして今まで以上の通風を確保しています。床をフローリングからホワイトのタイルカーペットにしたことで、シンプルでシャープな印象になりました。

BEFORE:TV収納
2年ほど前に階段下の空間を利用して造ったもの

AFTER:TV収納
TV収納はそのまま残し、壁面をウォールナットの化粧板から明るいブルーグレイのクロスに変更し、ソファーと色合わせをしたことで、まとまりのある空間を創ることができました。
左上の換気扇は熱交換型の24時間換気扇です。

BEFORE:以前の2階のリビング部分

AFTER:仕事部屋
リビングを仕事場(SOHOオフィス)にリフォームしました。南面の壁は外張り断熱をし、大きな窓は断熱と耐震のために上げ下げ窓に変更しました。
アクセントカラーのエメラルドグリーンは心をリラックスさせて、安心感と穏やかさを与えてくれる効果があるので、オフィスには最適と考えました。

ペニンシュラ型のキッチン。カウンターはコーリアンのモンタナ・ペパーアイボリー。27年使った以前のキッチンのカウンターもコーリアンのシエラ・サンドストーンで、ずっと美しさが持続して使いやすかったので今回もコーリアンを採用しました。キッチン水栓と浄水器水栓はどちらも自動水栓(タッチレス)にしてエコ力をアップさせました。大型食器収納庫は想像以上にたくさん入りました。この左側は冷蔵庫のスペース。

シンクカウンターの上は二つのダウンライトで明るさは充分でした。キッチンもすべてダウンライト。LEDに変わったことで、照明プランは格段にお洒落に出来るようになりました。中央には以前からのトップライト(天窓)があり、天井からの採光が取れています。

2011年にリフォームした和室は母の部屋でした。南面の窓は木製建具で、リフォーム時に内窓(LIXILのインプラス)を付けたので、この部屋は他の部屋に比べて断熱されていましたが、今回オフィススペースにリノベーションしました。

今は懐かしい木製建具。1964年(昭和39年)の新築時からこのままでした。

工事中の和室。窓は断熱と耐震を考えて小さくしています。断熱材はスタイロフォーム。

和室を打合せスペースにリノベーションしました。廊下と階段の壁を取り除き、広いスペースを確保しました。